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高森明勅
2017.5.17 23:00

メディア関係のこと

5月17日、急な依頼でスケジュールを変更して、
テレビ局を掛け持ち。

まず、テレビ朝日へ。

「報道ステーション」の収録。

「昨年の天皇陛下の『おことば』
単に譲位を可能にすることだけではなく、
皇位の安定的な継承を望んでおられた」

皇室の危機を直視すれば、
譲位の法整備の後は、
そちらの課題に速やかに取り組むべきだ」等。

ややたっぷり喋る。

でも、どこを放送で使うか分からない。

それが不満。

そのまま同じ六本木のテレビ東京に。

昨年8月8日の特別番組を担当された
政治部長さんがわざわざ顔を
出された。

「ゆうがたサテライト」に生出演。
僅か5分ほどのコーナー。
でも個人的には、
やはり生放送の方が良い。

眞子殿下のご婚約が近いとの報道に接して
心からお慶び申し上げる

「しかし、皇族の減少対策は待ったなし」

このままでは皇室はやがて悠仁殿下お1人になってしまう」

眞子殿下のご結婚までに皇室典範を改正し、
女性宮家を創設できれば、眞子殿下が女性宮家の
“第1号”
になられる」等。

うまくメッセージを届けられただろうか。
女性キャスターは国際基督教大学の出身なので、
事前の打ち合わせではハシャギ気味だった。

18日は共同通信の取材。
もう何度目か。
共同配信の記事は地方紙に広く載るので、
読者数は読売新聞より多いと言われる。

19日にはBS朝日の「皇室2時間スペシャル」の収録。

20日は読売新聞朝刊に私の談話が掲載される予定。
先日、
取材を受けた。
1時間余り喋って、
原稿用紙3枚分ほどの記事になる。

一面に3人の識者の談話が載る中の1人、
ということらしい(
私が識者なのかはともかく)。

眞子殿下ご婚約近し、との報道前に取材を受けた。

だから残念ながら、それへの言及なし。
やむを得ない。

25日には4月29日のNHKスペシャルの再放送がある。

どうやら制作サイドが予想した以上に
大きな反響があったようだ。
あの番組は、メディア関係者もかなり視たようだ。
その点からも、
ジワリと広い影響力を持ちそうだ。
スタッフは続編も検討しているとか。

26日発売の『月刊Hanada』7月号には、
特例法案とこれまでの経緯についての拙文が掲載される。

まだまだ戦いは続く。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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